2012-01-05

ケイト+シゲ(ダーダーダー)2012. January.10th

1:まず最初に「Sing with me」のお話をいいでしょうか?この曲は2011UNIQLO BRATOP TV-CM Songで、昨年8月には配信もスタートされましたね。とても聴きやすい曲ですが この曲のアイディアはいつ、どのような経緯で生まれたものですか?

Shige :
もともとユニクロ「ブラトップ」のTV-CMソングを制作するお話を頂いて、CMのイメージに合うものを、という流れで生まれた楽曲です。

2:いつも基本のテーマやイメージを決めますか?もし決めるとしたらどちらが設定されるのですか?

Shige :
テーマをかっちりと決めることはないですが、2人で何となく「こうしてみよう」というイメージはゆるく持ちます。

3:ボーカルで作詞はKateさん、作曲、トラックメイクはShigeさんがそれぞれ担当とのことですが、その距離感などは意識して埋めていったりするのでしょうか?それとも意識しないまま偶然を待ったり、などありますか?

Kate :
作詞と作曲&トラックメイクは分かれていますが、意識して埋めていくことはせず、基本全てが偶然です。

4:そもそもお二人はDadaDの前 どのように音楽に関わってきたのでしょうか?

Kate :
私は幼少期からずっと歌が好きで歌っていて、日常的に、自然に歌っていました。

Shige :
高校の時にベースを始めたのがきっかけで、それからずっと関わっています。

5:最初に会った時の印象はいかがだったんですか?

Shige :
初めてKateに会ったのはライブハウスだったんですが、他のバンドを観に来ていたKateが俺のやってたバンドをたまたま観て。それでKateから話しかけてきました。上から目線で(笑)。第一印象は、同年代とは思えないくらい年下に見えました。でも歌ってみたらすごく上手かった(笑)。

Kate :
Shigeの第一印象は、声が高い(笑)。Shigeがやっていた「kobose」ってバンドを観て、Shigeはベースボーカルだったんだけど、そのライブがすごくかっこ良かった。

6:最近のフェバリットCDを教えてください。またどのように影響されているのかも一言教えてください。

Kate :
Feistの「Metals」。Feistは2人とも大好きですが、今作もいい感じに力が抜けていて気持ち良いです。

Shige :
FOSTER THE PEOPLE「Torches」。グッドメロディーが好き。

7:作詞はどのようにいつもしていますか?

Kate :
移動中が多いかな。作詞に集中する、というより何かしながらリラックスして、というのが多いです。

8:歌詞を書く時にスタジオで音にあわせて響きとか語感を探って行くことはありますか?

Kate :
そういったことはないかな。Shigeのトラックを聴きながら、一番メロディがたって面白い響きの歌詞を作ります。

9:Kateさんは 英語・中国語・日本語を話せるとのことで、これはとても凄いことですが、普段考え事する時、または夢の中では何語なんですか?

Kate :考え事をする時も夢の中でも、明確に「何語」と分かれていなくて、基本いつでも3ヶ国語全てミックスです。

10:日本にずっといらっしゃるのですか?

Kate : 幼少期にイギリスに住んでいたこともあり、その後は日本です。大学時代はサンフランシスコに留学してました。

11:Shigeさんはいかがですか?ずっと日本ですか?

Shige :
俺も高校を卒業したあと、サンフランシスコに住んでたことがあります。

12:作曲はどのようにいつもしていますか?

Shige :
アコギ弾き語りでメロディから作ります。メロディ先行です。

13:また行き詰まった時はどんな風に気分転換していきますか?

Kate :<
友達とプラプラ遊びに行ったり、外に出ます。

Shige :寝ます!

14:お二人にとって「リラックス」とは?

Kate :
体にムダな力を入れないこと。お風呂・ヨガなど。

Shige :
部屋で何も考えずにボーっとすること。最高です。

15:お二人が好きな場所をそれぞれ教えてください。(世界中で一箇所)

Kate :
家族との食卓。世界でたった一つの「ホーム」だから。

Shige :
自分の部屋。スーパー出不精なんです(笑)。

16:お二人にとって「美しい」とは何でしょうか?

Shige :
「全体的にみていい感じ」。それがそのまま、美しいから。

Kate :
ありのままであること。何であってもそれが一番自由で輝くから。

17:このバンドで曲を作って活動をしていく原動力はなんでしょうか?

Kate&Shige :
いい音楽を創りたいという思い。これに尽きます。

18:DadaDは芸術活動の「ダダイスム」からインスパイアされたとのことですが音楽以外にどんなことをするのが好きですか?

Kate :
美術館に行ったり、友達と遊びに行くこと。

Shige :
ゴロゴロしたり、コンビニに行くこと。コンビニも好きです。

19:どうして「ダダイスム」を選んだのですか?

Kate :
もともと「ダダイスム」が好きなんですが、一番の理由はどの国の人でも、赤ちゃんからおじいちゃんまで誰でも言える言葉にしたかったので。響き重視です。

20:ライブとレコーディングはどちらが好きですか?

Kate&Shige :
どちらも同じくらい好きです。ライブもレコーディングも、それぞれに楽しさがあるので。差は無いです。

21:音楽の喜び、魅力って何でしょうか?

Kate :
疲れいている時、悲しい時に聴くと元気になったり、嫌なことを忘れられたりするところ。

22:9月にはアルバム「Touch Touch Touch」が発売され、乗りに乗っているDadaDですが、今度どういった活動を?プランを少しだけ教えてください。

Shige :
今回のアルバムを「良いね」と色んな人に言われてびっくりしてます。ぼちぼちと新曲も作ろうと思ってます。

Kate :
今までは、基本都内でしかライブしていなかったんですが、今回のリリースに伴って、都内以外でもできるようになってきたのがすごく嬉しくて。今後はもっともっと全国の色んなところでライブしたいです。

(This email's interview is current as of November. 2011)
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The Credit will read:
Posted with permission from Kate&Shige, DadaD
Related website LINK:DadaD Official Site

DadaDとは?:
ヒップでミニマルなビートに乗せて気だるくSexy に愛を歌うPOP デュオ、DadaD( ダーダーダー)。作曲、トラックメイク担当のShige と、ボーカルで作詞を担当するKate が2006 年より踊れるPOP サウンドを目指し結成。メンバーチェンジを繰り返しデュオに落ち着く。都内を中心に活動。アーティスト名は、「どの人種( 言語) でも、老若男女問わず発音できるユニバーサルな響き」を意識し、また芸術活動の「ダダイスム」からインスパイアされた造語。自身が台湾と日本のハーフでルーツにはヨーロッパの血が混ざっており、英・中・日の3 カ国語を操るKate の歌の世界観、Shige の作り出す不思議なグルーヴ感は、邦楽・洋楽の壁だけではなく国、言語、人種の壁さえも超越する。そんなパワーに満ちた新しい時代のカリスマ。一度体験したら中毒に…

NEW ALBUM_Now on sale!:
Touch Touch Touch
先行シングル「Go Around」、またCMでも話題の「Sing with me」(2011 UNIQLO BRATOP TV-CM SONG)を含む全10曲。¥2,300(tax in) / 10 tracks included/VICB-60078

LIVE INFORMATION
・1/27(金):三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
・2/1(水):青山・月見ル君想フ



Questioner: Yukiko Yamaguchi
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ドミニク・コスタ(カフェ・ド・ラペ、インターコンチネンタルパリルグラン)2012. January.10th

1:テレビで春のパリは美しいという放送がありました。そしてパリの桜の写真を雑誌でしばしば見かけます。スイートファンは桜の花のデザインが美しい扇ですね。このスイーツが生まれたのはどのようなきっかけですか?

ドミニク・コスタ :
フランキー・シエ氏とパリの美しさを凝縮したデザートを作ろうとしたのがきっかけでした。パリジャンの日の出とともにアジア的な桜の花を優雅にコンバインしたかったのです。

2:フランキー・シエ氏とのコラボレーションですがいかがですか?

ドミニク・コスタ :
フランキー・シエ氏は祖国への愛郷心を表現するために扇の形とともに一組のデザートを作りました。このデザートに手の込んだステップのすべてがフォローされています。彼は自分がしたいことを実に上手く現実化します。

3:本作のアイディアは?

ドミニク・コスタ :
フランキー・シエ氏との入念な共同研究の賜物です。3つ程 試作品を考えました。その中から扇に決めました。

4:パティスリーを作る時、イメージを浮かべるのにどのくらい時間をかけますか?

ドミニク・コスタ :
イメージ作りにたいていは1週間はかけます。フレーバーを選んだり、様々な試作を含めて見た目を決めていくのです。

5:中国茶は好きですか?どうして龍井茶と桂花茶(グイファチャア)を選んだのですか?

ドミニク・コスタ :
特に冬の間、中国茶をよく飲んでいるのですが、このデザイナース・スイーツに中国茶を取り入れるということはその愛情の証でもあります。フランキー・シエ氏は中国人としての民族性や信条を施したのです。そしてそれが桂花茶と中国茶のブレンドという彼のアイディアだったんです。それが私が桂花茶を知るきっかけとなりました。

6:一番苦労したことは?

ドミニク・コスタ :
一番苦労した事は扇の形、ロゴ、それから桜の枝でした。これだという型を作るのに時間がかかりました。どのスイーツでもそうですが常に精進してお客様に喜んでいただきたいのです。

7:あなたについて教えてください。ご自身の中にアジアの文化の影響は感じますか?

ドミニク・コスタ :
もちろん、感じます。全ての文化に関して、学ぶことは面白いと思っています。異国との違いを尊重することはすごく大切なことだからです。フランキー・シエ氏とのコラボレーションは本当に嬉しく思っています。中国の文化を勉強するということは大変興味深いことでした。例えばフランスでは普通お茶に砂糖を入れますが中国人はお茶をそのまま飲むからです。私は全てのお茶のフレーバーを勉強する為に中国式で飲んでいます。

8:日本の伝統芸能に関心がありますか?

ドミニク・コスタ :
色々な伝統芸術を体験してみたいです。とても好奇心があります。アジアで働いている友達と日本や中国で発見したことを話す為に1年に1回会っています。

9:あなたにとって「美しい」とはなに?

ドミニク・コスタ :美しいとは自然なこと、無理の無いこと、おもいやり。

10:子供の頃、好きだったデザートは?

ドミニク・コスタ :
日曜日の午後がくるたびに母親が作ってくれるアップルパイが好きでした。

11:大好きなお菓子は?

ドミニク・コスタ :
プラリネ入りや苺味のチョコレートが大好きです。

12:フランスであなたの好きな景色はどこですか?

ドミニク・コスタ :
パリの美しさが大好きですが リフレッシュする為に海や山で楽しめるコートダジュールによく行きます。自然保護区のあるバスク地方やサボワ地方の気温の高い山も好きです。

13:好きな鳥の名前は?

ドミニク・コスタ :
天然保護区で見かける鷲、またはいつも傍らにいてくれる美しい羽を持つ愛嬌のあるパラキート(小型インコ)が好きです。

14:仕事の哲学は?

ドミニク・コスタ :>
あくなき向上心と発展のためチームの開発を考えています。

15:好きな香りは何ですか?

ドミニク・コスタ :
私の好きな香りは キウイ、パッシュンフルーツ、柚子、ピスタチオ、プラリネ、ヴァニラ、そして抹茶。

16:日本のファンへのメッセージをお願いします

ドミニク・コスタ :
本当に日本文化が大好きです。以前日本人のお供をした機会がありました。彼らの真心や信仰心にはいつも深い感銘を受けます。2012年の今年は来日したいと思っています。心を引きつけられる日本を体感したいと思っております。

(This email's interview is current as of November. 2011)
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The Credit will read:
Posted with permission from Dominique Costa
Related website LINK:
インターコンチネンタル パリ ルグラン
LE CAFE DE LA PAIXーRESTAURANT GASTRONOMIQUE PARIS

Mr.Christophe RAOUX's Interview [English]
クリストフ・ラウー氏・インタビュー [日本語]

コラボレーション・スイーツ情報:
インターコンテネンタルパリ ル・グランホテル内のレストラン「カフェ・ド・ラ・ペ」。シェフで総料理長のクリストフ・ラウー氏、チーフ・パテシェのドミニク・コスタ氏と中国人ファッションデザイナー、フランキー・シエ氏(JEFEN)とのコラボレーションスイーツが「スィートファン」という名前で提供される。期間限定で1月16日から5月15日まで。1個 16ユーロ。

Translation and Questioner: Yukiko Yamaguchi
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