2012-12-06

三浦直樹(ブルガリ イル・チョコラート) 2012. December.10th

1:一粒一粒丁寧にハンドメイドされ、「チョコレートの宝石」と言われる三浦直樹シェフのチョコレートですがイタリアの各地の風味を加えた「イタリアエレガンス」に仕上げられたり、17世紀イタリアのメディチ家が君臨したフィレンツェの宮中の伝統を伝えたり、モダンと伝統が常に息づいてるチョコレートを創作し続けてらっしゃいますね。ひとくちで食べてしまうのには勇気がいるそのチョコレートを食べる心構えを少し教えていただきたいのですがいかがでしょうか?

三浦直樹 :
素材の組み合わせやバランスを、より味わって頂きたいので、食べる前に素材を理解した上で、イメージしながら召し上がって頂けるとよろしいかと思います。


2:芸術的なチョコレートと評判ですね。「芸術とは自然の模倣」という話もありますが 例えば四季の味覚などは創作上 意識されますか?見た目の美しさや味の点において日本を意識されることはあるのでしょうか?お客様の好みの傾向をどう感じてらっしゃいますか?

三浦直樹 :
四季の変化を、より良く感じられる日本で育ってきたので、やはり意識はしてますね。お客様のお好みですが、昔にくらべると奇抜な素材なんかも、かなり広い層に受け入れられるようになったと思います。


3: 色々な種類のデザインを捜索されながらも一貫した美意識が感じられます。流行と伝統の関係を創作上、どのように意識されていますか?

三浦直樹 :
流行に合わせようという意識はないです。伝統的な物も同じですが、古くからある物でも、良いものは良いと思います。


4:三浦シェフにとって「美しい」とはどのようなことでしょうか?

三浦直樹 : 本当に美しい物は誰が見ても美しいと思います。(笑

5:パリの「ステラマリス」「サダハル・アオキ」での修業時代 フランスと日本の違い、難しさはありましたか?フランスの暮らしはいかがでしたか?

三浦直樹 :
違いもあったと思いますが、とても楽しかったです。多くを学べましたね。


6:フランスでのお気に入りの場所を教えてください。

三浦直樹 : サクレクール寺院
暇なときによく行ったから。景色がきれいでした。


7:フランス語の習得は難しかったですか?

三浦直樹 : 難しいというか、あまり習得出来てませんでした・・

8:子供の時 どんなお菓子が好きでしたか?

三浦直樹 : おはぎ
いまだに、あんこが好きです。


9:三浦シェフにとって「チョコレートの魅力」とはどのようなものでしょうか?

三浦直樹 : 完璧が、ほぼあり得ないと思えるところ。

10:チョコレートを創造する時 何からインスピレーションを受けますか?

三浦直樹 : 食事や会話、買い物とか・・生活すべてからですね。

11:素材を見て創作意欲が沸く事はあるのでしょうか?素材の良さが創作に結びついたことはありますか?

三浦直樹 :
僕は新しい素材に出会ったら、とりあえずチョコレートにします。


12:新作のお話を少しだけ教えていただけますか?どんな商品になりそうですか?

三浦直樹 :
ある素材を、初めてチョコレートに合わせてみました。面白いとは思います。


13:それをチョコレート・ファンの方にどういう風にみてもらいたいでしょうか?

三浦直樹 :
賛否はあるでしょうが・・・新しいと思って頂けたらいいですが。


14:「イタリアエレガンス」なチョコレートを作りつづける工房のある「ブルガリ イル・カフェ」の内装もエレガントに感じられますが、三浦シェフは「エレガンス」という言葉をどんな風に意識されていますか?ご自身にとって「エレガンス」とはどのようなものでしょうか?チョコレートを創造される際にも意識されますか?

三浦直樹 :
客観的な目線で、似合っているとか、かっこいいとか思われることがエレガンス。チョコレートで言えば、ブルガリらしいチョコレートは意識しています。あと、見た目だけではなく、素材の組み合わせの面白さやバランスの良さ等がエレガンスという表現につながってくるのだと思います。


15:1日のうちで何をしている時が好きですか?

三浦直樹 :
使ったことのない食材を使用して、新しいチョコレートが出来た時がショコラティエとして喜びを感じる時ですね。


16:三浦シェフにとって「おいしい」とはどのようなことでしょうか?

三浦直樹 :
ほんの少しで良いので、驚きと感動がある事。


17:ファンにメッセージを御願いします。

三浦直樹 :
僕のファンらしき人には、出会った事がないんですが・・・・僕の思う最良の素材と、最良の組み合わせ。他にはない様なチョコレートばかりです。そんなチョコレート達のファンが増えてくれたら嬉しいです。贈られる人だけではなく、贈る人も喜びを感じられるようなチョコレートを創り続けます。



(This email's interview is current as of November. 2012)
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Posted with permission from 三浦直樹 (ブルガリ イル・チョコラート)
Related website LINK:
BVLGARI IL Hotels and Resorts
BVLGARI IL CIOCCOLATO ONLINE SHOP


三浦直樹(Naoki MIURA)- ブルガリ イル・チョコラート メートル ショコラティエ・プロフィール: 1970年仙台市生まれ。上京後、パティシエとしての経験を積み、1998年に渡仏。パリでは「ステラマリス」「サダハル・アオキ」などでの修行を経て、帰国後レストランにてパティシエとして活躍。2002年にはデカダンス・デュ・ショコラの立ち上げに携わり、シェフ・ショコラティエとして腕をふるう。2007年ブルガリ イル・チョコラートのスタートと共にメートル ショコラティエに就任。これまでの4年間で創り出したフレーバーは約100種にものぼり、現在も「ブルガリ イル・カフェ」内にあるチョコレートの工房で、伝統的な技術を用い、手作りにこだわりながら、最高級の素材を組み合わせた宝石のようなチョコレート・ジェムズを生み出している。


Information:
ブルガリ イル・チョコラート
12:00-20:00(日曜日及び祝日は18時までの営業とさせていただきます)

東京都中央区銀座2-7-12 ブルガリ銀座タワー10F

03-6362-0510

ブルガリ イル・カフェ
10:00-21:00 (阪急うめだ本店の営業時間に準ずる)

大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 5F

06-6313-1575

ブルガリ イル・チョコラート 松屋銀座
10:00-20:00(松屋銀座店の営業時間に準ずる)

東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座地下1F

03-3567-1211(大代表)

ブルガリ イル・チョコラート 大阪高島屋
10:00-20:00(大阪高島屋店の営業時間に準ずる)

大阪府大阪市中央区難波5-1-5 大阪髙島屋地下1F

06-6631-1101(大代表)

Questioner: Yukiko Yamaguchi
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2012-07-05

ドン・マツオ( ズボンズ ) 2012. July.10th

1:6年振りのフル・アルバム「THE SWEET PASSION」ですがレコーディングはいかがでしたか?

ドン・マツオ :
半分は昨年3月のアメリカツアー終わりで、カリフォルニア州オークランドでアメリカ・インディロックのカルト的支持を得ているThe Gris-Gris(現在解散)というバンドのリーダー、Greg Ashley自ら自分のスタジオ(元はアイスクリーム工場)でアナログ録音しました。Gregの提案もあり、1週間でアルバム1枚、ミックスダウンまでやってしまおうという強行スケジュールでしたが、どうにか完成。アメリカツアーで体感していた感覚そのままにレコーディングに入ったこと(なんとその前日まで21日間休みなくライブを続けていました)、エンジニアというよりもミュージシャンとしてGregのアドヴァイスやアイデアも新鮮だったし、全米屈指の犯罪都市でもあるオークランドそしてスタジオと同じ工場に同居している若いアーティスト達の「やばい」FUNKYな雰囲気に刺激され、とても良い作品が作られつつあるなと感じていました。その後リリースのタイミングを見計らっている内に一年もたってしまい、バンドの音楽にも変化してしまった部分を感じたので、急遽今年3月に東京で半分の曲を追加録音しました。

2:サウンドの面で意図したこれまでにないことというのは?何かありますか?もしよければ教えてください。

ドン・マツオ :
とにかく良い演奏をすること。良い音を出し、良い音で録ること。後で後悔のないようなものにしたいと考えていました。サウンドは、何と云うか、当たり前の音かなと思いますが。当たり前のかっこいいロック音楽を作りたいと思っていました。

3:このアルバムを完成させてご自身の内面の変化が見えたりはしましたか?

ドン・マツオ : 
ようやく自分にも良い曲が作れるようになってきた「かも」、とは思いました。


4:それは次のズボンズのオリジナル・アルバムや今後のバンドの方向性やヒントになる部分にもなりそうですか?

ドン・マツオ : 
この調子で作れるならば、この状態を保てるならば、「次」というものがどのような作品になるのか見てみたい、と思っています。出来るだけ力を尽くして偉大なロック音楽に肉迫していきたいと考えております。

5:初期の頃から比べてバンドでアルバムを制作していくということで最も変わったなと思うことは何かありますか?

ドン・マツオ :
長くやってきたので、バンド自身のパーソナリティみたいなものが分かってきたように思います。バンドというものは、それ自体が一人の人間のように性格もあるし、好みも持っているようです。(自分もその中にいるのに変な話に聞こえるかもしれませんけれど)なので、バンドの力を発揮させるには、バンドくんが力を発揮できるような環境やタイミングを見計らってやらなければなりません。子育てのように手間がかかることですが、コントロールしたり無理強いしたりするでなく、パーソナリティを尊重してあげて、エネルギーを大きく放出させてやること、そういうことが分かってきました。やはりそれは同じメンバーで常にライブをやり続けている、つまり、一体になる活動をやり続けているからこそだと感じます。そういうメンバーで出した音を録音したならば、やはり、相当の情報量が(避け難く)刻印されてしまうのではないでしょうか。なので、初期と比較すると18年分の情報がDNAのように味わいとして組み込まれていってるようにも思います。だいぶ違うという人もいるし、全然変わってないという人もいますけれど。

6:アルバムタイトル「THE SWEET PASSION 」ですが名付けたいきさつなどは?どういうコンセプトでスタートしたのですか?

ドン・マツオ :
タイトルにコンセプトはないです。ある象徴なのだと思います。ボクはそこにある意味性を見ますが、それを特定しようとは思いません。

7:創作活動においてですがあなたにインスピレーションを与えている周りの物や人、場所は何ですか?

ドン・マツオ :
まずメンバー。とにかくズボンズとしての活動に伴う喜怒哀楽のすべてがインスピレーションになっています。もっと大きく言えば、自分の人生の中での活動すべてが自分を形成していく=音楽にフィードバックする、ということではないでしょうか。中でもメンバー、かっこいい音楽、アメリカに対するライバル心や挑戦スピリッツは、気恥ずかしいくらい強いです。

8:どんな感情が原動力になっていますか?

ドン・マツオ :
「分からない」、ということかなと思います。これが一体どうなっていくのだろう、これを続けていくことで、この先自分はどんな人間になっていくのだろうという恐る恐るの興味です。

9:ズボンズの音楽は言葉では説明するのはとても難しそうですが、あなたにとって「美しい」とはなに?どんなこと(もの)を思い浮かべますか?または概念など少し教えていただけますか?

ドン・マツオ :
美しい、というのはピカピカの柔らかな魂です。すべての人間に共通する生への共感と愛を思い浮かべます。

10:また あなたにとって「静寂」とは?

ドン・マツオ :
「静寂」の言葉意味をどう捉えるかによりますが、独りでいるとき、そこに静寂という状態が生まれるのではないでしょうか。ポジティブでもなくネガティブでもなく(あるいはそのどちらにでもなり得る)、独りでいる時には常に瞑想的に自分の思考と無意識の領域を行ったり来たりしているようです。

11:精神力維持の秘訣は?

ドン・マツオ :
精神的であれ、肉体的であれ、自分の調子・状態をつかむことを怠らないことと思います。自分がどのような状態であるのか分かっていれば、それが好調であれ不調であれ、そこからどうしたら良いのか対処の仕方を考えることができます。

12:今、興味・関心のあることは何ですか?

ドン・マツオ : 
大まかに言えば自分の人生ということになるかと思います。これからどのようになっていくのか、ポジティブにも考えられるし、ネガティブな予測も同じくらいあります。いずれにしても経験則に従って考えると、「とても将来は現時点では考えも付かないことになっている」ということであります。

13:外国で好きな国と好きな場所をひとつだけ教えてください。

ドン・マツオ :
今まで訪れたあらゆる場所に、それなりの愛着があります。仲間と行けるところであればどこでもそこが自分のローカルのようにも感じます。あえて言えば初めて行った外国のイギリス・ロンドンに愛着があります。また行きたいです。

14:国内から海外迄いろいろな現場でライブをされていますが言葉や設備やライブステージなどの環境等不安や違いを感じたりはありますか?

ドン・マツオ :
実にいつも不安だらけです。海外ではとにかく不測の事態になったときに頭がホワイトアウトして手も足も出ないなどという状態に陥らないように、常に気を張っていると思います。でも一方では、手を尽くせば、いつもどうにかなるものだ、ということも分かっています。

15:今後のズボンズはどういう活動が予想されるか教えてもらえますか?

> ドン・マツオ : 
分からない。とりあえず年内はワールドツアーをやって(これがまた過酷な6週間のアメリカツアーがあるのです)、その後はやりながら何か思いついていくでしょう。いつものことであります。

16:ファンにメッセージを御願いします。

ドン・マツオ :
これからもがんばりますので、よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!

(This email's interview is current as of July. 2012)
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The Credit will read: Posted with permission from ドン・マツオ
Related website LINK: The Zoobombs (ズボンズ) 

ズボンズ プロフィール:
1994年9月、満月の夜に東京にて結成されたオルタナティブ・ロックバンド。Rolling Stonesの"正統的"なRockサウンドを基礎に持ち、James BrownのFunk、Miles DavisのElectric Jazz、Stoogesのサイケデリック&アバンギャルド感覚をミックス。Hip Hop以降、オルタナティブ・ロック以降の感性で演奏する。バンドのパフォーマンスは他に比較しようがなく、時にPink Floydであったり、Sun Raであったり、Jimi Hendrixであったり、Frank Zappa、Led Zeppeline、The Whoなどと比較される。ライブではセットリストを決めず「音楽が進むように」演奏していく為、「今ここ」でしか体現出来ないパフォーマンスとなる。メンバー本人達が毎回自分の音楽に興奮していなければならない、というのがバンドの鉄則となっている。4本のカセットを自主制作で販売後、クアトロレーベルより3枚のアルバムをリリース。Virgin/EMIに移籍後に3枚のアルバム、P-Vine、Ultra Vybeにそれぞれ1枚づつのアルバムを残し、2009年には結成15周年記念として自主レーベル"Donuts Worm"を設立。すべて新録音のベストアルバムを製作し、そこをスタートとして活動を一新する。同時にアメリカでの活動も活発になり、The Museboxと契約。2012年初夏には新作を日米同時にリリースする予定である。長期の活動の中で、ほぼ5年ごとにドラマーが変わってはいるものの、現在のラインアップはドン・マツオ(ヴォーカル/ギター)、マッタイラ(キーボード)、ムーストップ(ベース)のオリジナルメンバーに、2008年加入したピット(ドラムス)で固定している。ドン・マツオはソロとして"DON Matsuo Group"を率い、ズボンズで培った方法論を10代から20代前半の若いミュージシャンを集めて活動中であり、これも要注目だ。

ライブ Information:
THE SWEET PASSION JAPAN TOUR 6年振りとなる待望の新作 『The Sweet Passion』をリリースしたばかりの世界を跨ぐ日本のロックバンドZOOBOMBSのJAPANTOUR。
7.13 fri. 大阪ファンダンゴ
7.14 sat. 熊本navaro
7.15 sun. 佐賀Rag-G
7.16 mon. 福岡Peace
7.18 wed. 佐世保ガァネット
7.20 fri. 黒崎マーカス
7.21 sat. 防府印度洋
7.22 sun. 京都nano
7.23.mon. 新宿ロフト(壊れかけのテープレコーダーズレコ発)

ニューアルバム Information:
THE ZOOBOMBS 10th Album 『The Sweet Passion(DVD付)』 (CD+DVD) On Sale¥2,800(税込) 活動歴17年を超える、世界を跨ぐ日本のロックバンドZOOBOMBS! 世界発売+ワールド・ツアー決定! (日本・アメリカ・カナダ・オーストラリア) 6年振りとなる待望の新作!アメリカ録音盤! 日本盤にはボーナスDVD(ズボンズの代表曲12曲のMV集を収録)付き! 
7.13 ~ 7.22 日本国内ツアー
8.20 ~ 8.30 オーストラリアCD発売+ツアー (2WEEKS予定)
9.中 ~ アメリカ、カナダCD+アナログ発売
9.中 ~ 11.中 Big American Tour (8WEEKS予定)
結成15周年記念の新録ベスト盤 "Nightfriend Of Zoobombs" から3年、フルアルバム "B・B・B" から6年振りにして、記念すべき10枚目、アメリカ録音含むズボンズ入魂の新作!日本&北米でリリース!日本盤には新作に+してボーナスDVD!ズボンズの代表曲12曲のMV (初DVD化)を収録!

 Questioner: Yukiko Yamaguchi

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2012-06-05

森谷孝弘(ピエール・ガニェール) 2012. June.10th


1:日本で勉強していたフランス菓子ですがどうして渡仏されたのでしょうか?きっかけは?そこのお話を最初に少し伺ってもよろしいでしょうか?

森谷孝弘  :オー・ボン・ヴュー・タンで働いてる時に、先輩達がフランスに行くのを見て自分もこの目でフランス菓子と言うものを実際に見てみたかった。自分で、その土地にある物を、その場で見たかった。海外に出た事が無かったし旅もしたいと言う気持ちでしたね。


22006年にパリのレストラン「ピエール・ガニェール」を何故選ばれたのですか?ピエール・ガニェール氏との出会いはいかがでしたか?

森谷孝弘  :ガニェール氏の料理、デセール、パン、レストランに惹かれるものがあったので、ここで上を目指そうと決めました。ガニェール氏と仕事をする上で、考え方、発想、盛り付け、色々な事を影響されましたね。

3:日本の「ピエール・ガニェール」のオープンに伴い帰国されてシェフパティシエを務めてらっしゃいますが日本とパリとでは「違い」で苦労されたことはありますか?

森谷孝弘   :環境すべてがフランスとは違います。気候、食材、スタッフ、生活習慣、しかしそれは苦労ではないと思います。苦労してると思ったら、仕事が嫌になってしまいますよ。日本とフランスの違いは分かっていたので、それは普通だと思ってましたから。あえて気にもしてません。後に自分の為(経験)になりますからね。

4:フランスの暮らしはいかがでしたか?

森谷孝弘   :良い所、悪い所、両方見て来ましたが長く生活していると、日本の良い所に気が付くし、見直したくなる。フランスで身についた事も沢山あります。フランスはやっぱり過ごしやすいと思います。休暇が長いし(笑

5:パリでお気に入りの風景はありますか?

森谷孝弘   :対岸から見たオルセー美術館
セーヌ川沿いを走る車、バス、自転車、風景がやっぱり 日本には無い感じ落ち着きます。

6:フランスの伝統菓子でどんなものがお好きでしょうか?特にと思われるものをひとつ、教えてください。

森谷孝弘   :ガレット・デ・ロワ
フィユタージュとクレーム・ダマンドの組み合わせが好きなので。

7:どのようにフランス語を勉強されましたか?

森谷孝弘   :日本で半年ちょっと習っていました。が、着いた時には何も聞き取れなく言ってる事がわからない状態でした。発音も違う、とにかく聞き取れない。職場で覚えた感じです。ものまねですよ、こういう時はこう言う、発音も真似です。まず耳が慣れるのに1年かかりました。

8:季節の新作スイーツのお話を少し伺ってもよろしいでしょうか?「フルール・ド・カシス」はフランス菓子とほうじ茶の組み合わせですね。日本茶とフランス菓子の相性は良いのでしょうか?少し教えていただけますか?

森谷孝弘   :相性は良いと思います。表現の仕方、調理方法は色々あると思いますが。渋み、苦み、調和することで味わいも変わると思います。

9:日本茶だけでなく中国茶や紅茶など色々有りますが好きなお茶はなんでしょうか?

森谷孝弘   :韓国の五味子(ごみし)
五味子5つの味を持つと言われ、酸味があったり、苦みだったりと持っていて、デセールでも使ったことがあります。

10:もうひとつの新作、タルトクレーム・ア・ラ・ピスターシュはフランス菓子とワインの組み合わせですね。このガトーで苦労したことは?

森谷孝弘  : ピスターシュをすっきりと食べて頂きたく、組み合わせですかね。

11:レストランでワインを飲みながらフランス菓子を楽しみたいけどワインに詳しくない女性はどんなことに気をつけてこの二つを楽しめばよろしいでしょうか?どんな態度をとればいいのでしょうか?少し教えていただけますか?

森谷孝弘  :もし、お菓子の味がしっかりしているのであれば、軽めのワインでも良いのでしょう。反対にさっぱりしているのであればデザート・ワインのようにしっかりした風味の方が良いのではないでしょうか。ソムリエがいれば、お願いする方が良いでしょう。お客様が、楽しく時間を過ごせるのが一番うれしい事ですね。

12:お菓子を創作する時に言葉は最初から必要でしょうか?といいますのは、商品名は最初から考えてテーマとしていますか?それから風味を考えますか?それとも途中からでしょうか?もしくは最後に別の所から持って来て名付けますか?

森谷孝弘   :基本的に言葉は要りません。季節のフルーツやベースの味を決めます。それにどんなアクセント(味、食感、遊び)を加えるか決めて、それと同時に組立やどういう風に合わせるか?どういう風にプレゼンテーションするか、など変更などをして仕上げて行きます。途中で名前を決めます。

13:お菓子作りのコミュニケーション手段として、文字とイメージ、どちらを重要視されていますか?

森谷孝弘   :イメージです

頭でイメージして素材を合わせます。

14:パティスリーは芸術もしくは文化の一端を担うものとお思いですか?

森谷孝弘  :パティスリーに限らず料理界もそうですけれど、あらゆるものに対しての「芸術性」意識が高くなってると思います。同じ物でも差を付ける為に「美、芸術性」を取り入れる事がごく普通になってきています。

15:あなたにとってデザートとは?

 森谷孝弘   :癒しを与えるもの

16:どんな香りが好きですか?

森谷孝弘   :スパイシーな香り

17:あなたにとって 「美しい」とは何でしょうか?

森谷孝弘   :常に探し求めてる物

18:今、興味・関心のあることは 何ですか?

森谷孝弘   :フルーツや野菜を作ること

19:次に挑戦しようとしていることは?

森谷孝弘   :自身のアイデアで、新しい事をする

(This email's interview is current as of April. 2012)
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The Credit will read:
Posted with permission from 森谷孝弘(ピエール・ガニュエール)

森谷孝弘(もりやたかひろ)- シェフパティシエ・プロフィール:
日本で約8 年間フランス菓子店にて勉強をした後、2001 年に渡仏。ミシュランの星を持つレストランや菓子店などでさらに技術を磨いた後、2006 年にパリのピエール・ガニェール氏のレストランに入りました。同氏のもとスーシェフパティシエとしてより多くの経験を重ね、この度ANAインターコンチネンタルホテル東京でのオープンに伴い帰国し、シェフパティシエを務めています。


Information
レストラン「ピエール・ガニェール」PIERRE GAGNAIRE
TEL03-3505-9505
営業時間:ランチ 11:30-14:00(L.O.) /ディナー 18:00-21:00(L.O.)
月曜定休
東京都港区赤坂11233 ANAインターコンチネンタルホテル東京36
アクセス: 東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅下車徒歩約5

「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」PIERRE GAGNAIRE PAINS et GATEAUX
TEL:03-3505-1111(代表)
 ANAインターコンチネンタルホテル東京2
平日 7002030/土日祝 9002030

Questioner: Yukiko Yamaguchi

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2012-05-05

ドノヴァン・フランケンレイター 2012. May.10th

1:まず最初に、あなたの経歴について少々お話いただけますか?少しだけ御願いします。 どのようにして歌の世界に入られたのでしょうか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
11年前に奥さんに勧めで、歌や曲作りを始めたんだ。彼女が居なかったら、歌も歌っていなかったし、曲を書く事もトライしなかったよ。


2:新しいアルバムについて教えてください。「スタート・リヴィン」という曲をアルバム・タイトルにしたのは何故ですか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
「Start Livin'」はアルバムの1曲目に収録されているのと、このアルバム全体のメッセージを良く表しているタイトルだからだよ。そのメッセージとは、"生きる事を始めよう、そしないと人生なんて気づいたらあっという間に終わっちゃうよ。"


3:新しいアルバムを聴いてもらいたいシチュエーションとか場所とかありますか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
特にどんな風に聴いて欲しいって希望はないよ。皆に聴いてもらえればそれで良い。このアルバムをとても誇りに思っているし、リスナーの皆へのたくさんのメッセージが詰め込められているよ。


4:今回のサウンド作りで工夫したことは何でしょうか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
とにかく今までに使った事のないような様々な楽器達を取り入れたよ。アコースティック・サウンドは全てマーティン・ギターが使われた。他にはウクレレ、ラップ・スチール、バンジョ、リゾネイター・ベース、そして違う種類のパーカッションをたくさん使ったよ!


5:あなたにとってこのアルバムはどういう意味があるのでしょうか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
自分の愛する事を続けられているって事で、それはとても重要だよ。大好きな音楽とサーフィンを自分の人生のキャリアとして持てるなんて、本当に夢みたいだ。各アルバム全て、自分が愛する事をしている、自分の人生のチャプターを表しているよ!


6:日本人があなたの音楽に惹かれる理由は何だと思いますか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
それは分からないよ。ずっと、沢山の日本のファンが応援してくれている。大好きな日本のカルチャーと何か通ずるものがあるのかもしれないね。


7:音楽は毎日の生活に不可欠なものですか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
生活の基盤だよ。みんなリズムを持って動いているから、誰もがそれぞれの曲を持っているんだ!


8:あなたにとってよい音楽、悪い音楽とは?

ドノヴァン・フランケンレイター :
悪い音楽なんて存在しないよ。全ての音楽は美しいと思っているよ!


9:あなたにとって「美しい」とはなに?

ドノヴァン・フランケンレイター : 笑顔、人生を楽しむ事も美しさ。

10:あなたにとって「静寂」とは?

ドノヴァン・フランケンレイター : 長い事聴いた事がないから分からないな。

11:好きな鳥はなんですか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
鷹は自由の象徴であり、自由とは世界で最も大切な事だから。


12:幸せを感じる瞬間を教えてください。

ドノヴァン・フランケンレイター : 生きている事

13:精神力維持の秘訣は?

ドノヴァン・フランケンレイター :
サーフィン、サーフィン、サフィン、そして子供達!


14:お気に入りの風景はありますか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
今住んでいる、カウアイ島
今まで見た中で最も美しい場所だから。


15:もし無人島で一人になってしまったらどうしますか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
波を探し、ボードを作ってサーフィンをするよ!


16:日本が好きですか?どんな思い出がありますか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
日本のすべてが大好きだよ。富士山に登り、頂上からの日の出を見た事は一生忘れない出来事だよ!


17:日本であなたの好きな景色はどこですか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
海の近くは全て大好き。とにかく海が好きで日本の海でのサーフィンは最高に楽しい!


18: 5月はジャパンツワー・" START LIVIN’ JAPAN RELEASE PARTY"や"GREENROOM FESTIVAL&LOVE FOR NIPPON" で来日されるそうですが、ファンにとっては待ち遠しいです。日本にいる間に、何か得にやってみたいことはありますか?

ドノヴァン・フランケンレイター :
みんなに大きなハグをして、あの震災以来、皆の事を一時も忘れいないって伝えたいよ。皆の事をとても愛している、そして日本に戻って皆にまた会える事が本当に嬉しくて仕方ないよ!


19:日本でのライブの感想は?

ドノヴァン・フランケンレイター :
コンサートで演奏するのが最も大好きな場所だよ!


20:日本のファンへのメッセージをお願いします

ドノヴァン・フランケンレイター :
もうすぐ会えるね!いつもサポートしてくれて本当に感謝しているよ。愛しているよ、そして”生きる事を始めよう!"


(This email's interview is current as of April. 2012)
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Posted with permission from ドノヴァン・フランケンレイター
Related website LINK: Donavon Frankenreiter Japan Official Site
Answer's Translation: SURFROCK INTERNATIONAL INC.


ドノヴァン・フランケンレイター・プロフィール:
1972年12月10日、カリフォルニア州生まれ、現在ハワイ在住。13歳からBillabongにスポンサーされるプロ・サーファーであり、世界的な「サーフ・ミュージック・シーン」を代表するミュージシャン。 2004年、1stアルバム『Donavon Frankenreiter』からシングル「Free」が日本でも大ヒット。数々の来日公演やフェス出演を重ね、2ndアルバム『Move By Yourself』(06)、3rdアルバム『Pass It Around』(09)も確実にヒットさせてきた。 2010年は遂にフジロックのメイン・ステージにも登場。4th アルバム『GLOW』を含む3作連続リリースなど、音楽家としてモーチベーション高く、 脂の乗り切ったキャリアの折り返し地点に立つドノヴァンは、楽曲だけでなくライフスタイルにも感銘を受けるアーティスト。サーファーからギター好き、ファミリーと性別年齢ジャンル問わず、皆に愛される明るいキャラクターの持ち主。


NEW ALBUM:
[タイトル]スタート・リヴィンSTART LIVIN'
[価格]税込2,500円
[発売]日本盤:5月9日 (輸入盤:5月28日)
[発売元・販売元]ポニーキャニオン/サーフロック インターナショナル
ドノヴァン・フランケンレイター、5枚目のオリジナル・スタジオ・アルバム 。バンドの長年のベーシスト、マット・グランディと二人だけで制作したトロピカル・ファンキー・アルバムは、 初の単独セルフ・プロデュース作品だ。 ハワイ、カウアイ島での家族との生活をベースに、ドノヴァンがここ数年で感じたことが素直な詩にあらわ れている。家族への愛、親友の死、友達との別れ、そして東日本大震災… 「Start Livin’」の意は、今を大切にしながら、新たな挑戦に挑む。それがスタート・リヴィン! ギター、ウクレレを中心にバンジョー、マンダリン、ベル、手、フライパンやギターケースを叩いたり、 ジッポライターまでをも楽器として使用しレコーディング 。ドノヴァン印の渋いヴォーカルや曲のヴァイブスは維持しながらも、実験的なサウンドをまじえた新しい アイランド・サウンドを確立している。今回は日本盤が世界初発売!


LIVE INFORMATION
[START LIVIN’ JAPAN RELEASE PARTY]
ドノヴァンが西日本を中心にツアーする、ニュー・アルバム 『スタート・リヴィン』 のリリース・パーティー
5月12日(土) 熊本・ライブハウス ジャンゴ
5月13日(日) 宮崎・WEATHER KING(ウェザーキング)
5月14日(月) 沖縄 MUSIC TOWN 音市場
5月15日(火) 和歌山 プロジェクト・ジー・オフィシナ(proyect・g・oficina)
5月16日(水) 大阪 BLOW BAR
5月17日(木) 岡山 BLUE BLUES
上記6公演の総合お問い合わせ先: サーフロック・インターナショナル 0466-65-3201

[GREENROOM FESTIVAL & LOVE FOR NIPPON]
5月18日(金) 東京 duo MUSIC EXCHANGE
5月19日(土) 横浜赤レンガ倉庫
5月20日(日) 横浜赤レンガ倉庫
5月22日(火) 仙台 RENSA
上記4公演の総合お問い合わせ先: グリーンルーム・フェスティバル 03-5728-6725


Questioner: Yukiko Yamaguchi

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2012-04-05

黄安希(中国茶館 無茶空茶)2012.April.10th.

1:アサヒビール大山崎山荘美術館において開催されているお茶会ですが、次回で20回目だそうですね。今迄のお茶会を振り返っていかがでしょうか?

黄安希 :
毎回、当日に蓋をあけるまでは、なにもとんでもない失敗が見舞う気がしたりして、苦しくて不安でたまりませんでした。けれど、朝、日がさしてお天気なのを見、準備が整い、お客様が入り、スタッフが笑っているのをみると、私の役割は終わった、さあ、みんなで自然の流れにまかせて、遊びを楽しもうと感じます。その繰り返しでした。


2:このお茶会を始められたきっかけは?

黄安希 :
2002年に婦人画報誌上において、誌上茶会を構成、その際に、大山崎山荘美術館で撮影をさせていただきました。その縁で、美術館サイドからオファーをいただき、夏にお茶会を開催、それから回を重ね、いつの間にかここまで続けてくることができました。


3:19回目のお茶会は「一年好景」。毎回、このようなタイトルはどなたが命名されていますか?

黄安希 :
私です。茶会のテーマにふさわしい漢詩をよみこみ、できるだけやさしい漢字で構成された言葉を選んだり、また置き換えたりします。


4:毎回のお茶会ごとに何かシーン等、イメージを浮かべてらっしゃるのですか?

黄安希 :お茶は、物語でありテーマ。お客様とお手前するものが役者、自然や道具が背景。

5:お茶会に時にはライブも織り込まれ、「無茶空茶」では二胡教室も開いてらっしゃいますが音楽はお好きですか?

黄安希 :
音楽は大好きです。中国の古典音楽をはじめ、ジャズ、静かなピアノやチェロ、ギター、アルゼンチンタンゴなどをよく聞きます。


6:北京・上海・香港・台湾・シンガポール.....海外で飲茶と音楽の関係は
深いのでしょうか?


黄安希 :
京劇などの劇場、路上の音楽、鳥の歌声、ラジオの流行歌など、中国の人々は、ほぼ一日中お茶を手にして飲んでいるので、暮らしに流れる音楽は常にお茶とともにあるようです。


7:音楽無しで飲茶を楽しむ時、聞こえて来たら嬉しい好きな鳥の名前を
ひとつだけ教えてください。


黄安希 :嬉しそうにはしゃいでいるすずめの声。

8:あなたにとって「静寂」とは何ですか?

黄安希 :心に何もかかるものがない状態。

9:お茶をめぐる暮らしと喫茶の現場の研究で渡航とのプロフィールを拝見させていただきましたが、海外で一番感動したことはどんなことでしょうか?

黄安希 :
味覚と風景がはっきりつながっていったことです。お茶を飲む体験が先に来て、それからそのお茶の産地を訪ねるというスタイルの旅を繰り返していましたので。こんな人々、こんな村、こんな気候、こんなたべもの、こんな言語(地方の言葉はみんな違いますので)、などがお茶の顔や骨としてつながっていきました。例えていえば、憧れの歴史上の人物の足跡をたどる旅のような、この人がこのような場所で生まれ、、など追体験によってプロフィールが立体的になり、感銘を受けることがありますよね。
私にとっては、すべての旅はお茶への追体験として、どんな経験もかけがえのないものです。


10:またどのような形で今の自分に影響を落としていると感じてらっしゃいますか?

黄安希 : 目的をもって、それに実際に近づくという行動の仕方の練習になりました。

11:最初に好きになったお茶は何ですか?

黄安希 :白龍珠 真珠の大きさに丸められたジャスミン茶です。北京の人々の贅沢品でした。

12:子供の頃最初に好きだったお菓子は何ですか?

黄安希 :
薄いピンク色をした縁日のわたがし。その延長で雲を食べてみたいとずっと思っていました。もう少し物心が付いてからは、アポロチョコレートが大好きでした。にせもののイチゴの香りは、ほんもののイチゴよりも魅惑的でした。


13:幸せを感じる瞬間を教えてください。

黄安希 :
朝起きて、天気がよい時。
夕刻、月がかかっているのを見あげる時。
夜半、雨の音が聞こえてくる時。


14:あなたにとって「リラックス」とは?

黄安希 :
自転車での散歩。
自分の住んでいる北浜の町や、川にかかった橋の上を自転車で走ると、とてもリラックスします。景色の流れるスピードがちょうどよく心地いい。自分のリズムにあっている、と感じます。大阪は川が多い街、水をみると落ち着きます。


15:「無茶空茶」を一言で表現すると?

黄安希 :よい空間です。

16:「無茶空茶」を始めたきっかけは?

黄安希 :
1997年に中国茶の教室「中国茶会」をはじめ、その延長線上に2001年に茶館「無茶空茶」を開きました。まわりの方々からの要望もあったので。


17:今 自分のためにしていることは?

黄安希 :
朝起きて、水を飲む。
毎日、色の綺麗な野菜を食べる。
感情を時にはきちんと開放する。
少しの贅沢と自由を自分に許す。


18:あなたにとって「おいしい」とは?

黄安希 :楽しいなあ。うれしいなあ。よかったなあ。幸せ。

19:著書「中国茶で楽しむ十二か月」はどのようなきっかけで
執筆なされたのですか?


黄安希 :
中国茶出張教室を開かせていただいているワークルームの塚村真美さんは、編集者でもあったので、執筆のお声がけをいただきました。本を書くのは夢でしたので、うれしかったです。


20:またどんな人を対象として書かれた物なんでしょうか?

黄安希 :
今思えば、その時、対象者について考えてみたことがありませんでした。
出来てみると、年齢層の高そうな、渋い仕上がりといわれてしまいました。


21:今後の抱負を少しだけ教えてください。

黄安希 :
二冊目の本を書けたらなあ、とこの数年間考えています。
中国茶と恋、とか。



(This email's interview is current as of December. 2011)
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The Credit will read:
Posted with permission from 黄安希(中国茶會 無茶空茶)
Related website LINK:中国茶會 無茶空茶

Profile:
黄安希(HUANG AKI)/茶事家)
「中國茶會」主宰。中国茶館[無茶空茶]茶事監修。奈良生まれ。大阪在住。中国茶をめぐる暮らしと喫茶の現場を求めて、北京、上海、香港、台湾、シンガポールに渡航して、研究。「別冊太陽・中国茶で楽しむ十二か月」(平凡社)を上梓。中国にて翻訳版「品茗賞詩中国茶」を出版。2009年。北京にて茶院「十八茶院」を開院。院主。アサヒビール大山崎山荘美術館での季節の茶会を始めとし、中国茶における現代のお茶事を提案する「満月会」など、多彩な活動を通じて中国茶とその暮らしを伝えている

shop's Information:中国茶館 無茶空茶
大阪市北区西天満3-9-12
Tel:06-6361-6910
営業時間:12:00〜19:00 日祝休
最寄駅:地下鉄 南森町駅 徒歩10分、京阪 堺筋線 北浜駅 徒歩7分

Event's Information:第二十回大山崎春茶会
日時:
2012年5月12日(土) 10:30〜16:30(受付は15:30まで)
2012年5月13日(日) 10:30〜16:30(受付は15:30まで)
場所:アサヒビール大山崎山荘美術館
庭園 茶室(通常非公開)など
参加料:1000円(小中学生無料)
税込み、お菓子、お土産つき(お土産は各自先着150名)
問い合わせ先 中国茶會 無茶空茶

Questioner: Yukiko Yamaguchi
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セバスチャン・ゴダール(Pâtisserie des Martyrs de Sébastien Gaudard, PARIS)2012.April.10th

1:セバスチャン・ゴダールのパティスリーはすばらしいですね。クラシックなお菓子が沢山あります。懐かしいものと新しいものの魅惑的な混ざりあって感動的でした。シンプルで気に入っています。それについてどう思いますか?

セバスチャン・ゴダール :
フランスの伝統的なパティスリーをよみがえらせようという意欲があるからです。スィーツ本出版で共著した女性に感動して意識が変わったんです。古典的な要素を使わずに伝統を表現することを探求しています。


2:嗜好についてあなたのこだわりを少し教えていただけますか?

セバスチャン・ゴダール :
みなさまに愛される味を追求しています。なじみの味.....フランスに昔からある味覚です。例えば、ショコラ、バニラ、キャラメル、コーヒー、林檎、西洋梨、苺などの味。お菓子作りの風味を考える時にそこのところを大切に考えています。


3:2011年パリに新しいお店をオープンされた理由は?

セバスチャン・ゴダール :
開店出来る場所を数年間探して 2011年春にやっと見つけたんですよ。


4:2009年に「Le meilleur des desserts」という本をフランソワーズ・ベルナール氏と共著で出版されています。
この本についてどんな印象がありますか?


セバスチャン・ゴダール :
この出版で受けた感動は私が味の方向性を変える転機のひとつになりました。91歳のこの女性との出会いは伝統のパティスリーを再び甦らせようという認識をしました。


5:あなたのお店は包装紙も素敵ですね。芸術的です。パティスリーは文化や芸術の一部でしょうか?御意見を伺いたいのですが。

セバスチャン・ゴダール :
本来唯美主義者で、一貫した美しい物が好きなのです。細部にもこだわります。芸術的?....あまり意識はしませんが、それが自分だからです。


6:ショコラを創造するとき、何からインスピレーションを受けますか?

セバスチャン・ゴダール :
特には自分の気に入っている風味とテクスチャーにインスパイアされます。


7:あなたにとって 「ショコラ」とは何か?

セバスチャン・ゴダール :
ショコラは多くの可能性を秘めた素材であります。無限の風味を秘めているのです。産地特有の味。デテールに気を配ること。テクスチャーを発見することの連続です。サクサク、パリパリしたもの。トリュフ、口に入れた時のとろけ方。リキッド、ショコラ・ショー。ムースの組み合わせ。アイスクリーム。伝統と改革。甘い物と塩辛い味とを結びつけること。


8:あなたにとって「美」とは何ですか?

セバスチャン・ゴダール :
「美」を定義することは非常に難しいことです。わたしの場合は、人との出会いによって生まれる調和ですね。何かを目にし感動してそれを表現していく...そんなささいなこと積み重ねのことですかね。


9:日本は好きですか?印象はどうですか?日本の好きな点をひとつだけ教えて下さい。

セバスチャン・ゴダール :
15年以上前から日本を認識しています。国民性と同時に創作面で...文化や伝統において、多いに賞賛します。和菓子職人の手先の器用さ、精密さには大変大きな敬意を持っています。


10:あなたは外国旅行からどのような喜びを得ていますか?

セバスチャン・ゴダール :
とりわけ、現実からの逃避ですね。充電の為の旅行かな。旅行する時は確かにそんな感じです。


11:パリであなたの好きな景色は何ですか?

セバスチャン・ゴダール :
パリで私が一番好きな景色は...建物の屋上に上って連なる屋根を眺めること、ほっとしますよ。それと同時に地平線を眺めていると何でも出来るんじゃないかって気がするんですよ。


12:あなたが子供の頃 どんなお菓子が好きでしたか?

セバスチャン・ゴダール :
タルトタタン。とても簡単に言うと林檎とキャラメルの味が好きです。


13:あなたにとって 「静寂」とは何か?

セバスチャン・ゴダール :
「静寂」を追求することはめったにないですね。街頭のにぎわいが好きなんです。


14:あなたにとって 「デザート」とは何か?

セバスチャン・ゴダール :
わたしにとってデザートはフランスの歴史を旅するようなものです。
子供の頃に戻ったり、のんびりとくつろいだり。


15:パリは良質のワインが楽しめますが、ショコラとワインであなたの好きな組み合わせはどんなのでしょうか?

セバスチャン・ゴダール :
ええ 確かにパリは良質のワインを発見する町です。


16:あなたが一番気に入っているにおいや香りは何ですか?

セバスチャン・ゴダール :
お菓子屋でお菓子が焼けた香りが特に気に入っています。ロレーヌのわたしの父の仕事場で嗅いでいた匂いです。子供の頃を思い出します。


17:今後の目標や展望は?

セバスチャン・ゴダール :
今後の展望としてはパティスリーの修行を積み重ねた自分の味覚をお店に来てくださるお客様に常に提供していける世界観の確立です。


18:日本のファンへのメッセージをお願いします

セバスチャン・ゴダール :愛しなさい!

(This email's interview is current as of March. 2012)
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The Credit will read:
Posted with permission from Sébastien Gaudard
Related website LINK:Sébastien Gaudard

セバスチャン・ゴダール パリ
22, rue des Martyrs 75009 Paris
Téléphone:+33(0)1 71 18 24 70
営業時間:
火曜日〜金曜日 10:00~20:00
土曜日 9:00〜 20:00
日曜日 9:00〜 14:00
月曜日休

Translation and Questioner: Yukiko Yamaguchi
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2012-03-05

小山 進(パティシエ エス コヤマ) 2012. March.10th

1:2011 SALON DU CHOCOLAT AWARD「外国人最優秀ショコラティエ賞」の受賞おめでとうございます。パリで開催されたサロン・ド・ショコラの初出展はいかがでしたか?

小山 進:
昨年は震災もあり、日本の食べ物の安全性を問われていた事は分かっていましたが、実際にサロン・デュ・ショコラに参加させて頂くと、フランスの方は私達に対してすごくウエルカムな姿勢でした。日本の食文化、日本のモノ創りのレベルの高さをストレートに受け入れてくださいました。

ただ、私はフランスで認められようと今まで生きてきたわけではありません。今回のサロン・デュ・ショコラでは、日本のスタンダードを表現しただけにすぎないので、受賞に関しては、私自身が凄いとは全く思っておらず、日本のスタンダードのレベルが高かった事が証明されただけの事だと思っております。

そして、日本に比べて遥か昔からショコラ文化が根付いているフランスの方々が、その事に関して素直に受け入れてくださった事には本当に敬意を表します。

今回勉強になった事は、フランスの方々の理解の深さ。いいことはいい、と大声で行ってくださるところです。私自身、他の人がダメと言っても、自分がいいと思った事に関しては突き進んでいくタイプなのですが、日本人はそういった事が言える人が少ない。会期中、フランスには私と同じような方々が多かったので、ほっとしたのを覚えています。



2:あなたにとってショコラとは何でしょうか?

小山 進: 大人がはまるモノづくり。
ショコラには、保存性の面から一定の水分量(クリームやピューレ)しか加える事が出来ません。

例えば木苺のボンボンショコラを作る時。木苺感を強く出したければピューレの量を増やせば風味は増すのですが、水分量が決まっているなかでさらに木苺のアロマを出したい時にはどうするのか。そこでカカオの品質や産地の違いを駆使するのです。木苺に近い酸味や風味を持つカカオを使って、木苺感を感じさせるのです。水分量が決まった中であみ出される、カカオ個性を生かしたチョコレート作り。それはカカオの特性を知れば知るほど“可能性”は広がってきます。

私が思うに、ショコラ作りは“抑制の美学”の賜物です。

ケーキ職人として長く経験を積んできたからこそ、夢中になれる魅力があると思います。



3:ショコラまたはパティスリーとの出会いを伺ってもよろしいですか?

小山 進:
私はケーキ職人の息子なので、子供の頃から父の職場を見てきました。高校生になり、クリスマスに父のところでアルバイトをする事になりました。子供の頃の遊び場だった父の厨房が、時給をもらって働く職場に変わっていった。そのことが、改めてケーキ職人を志すきっかけになりました。



4:お父様の影響を感じる事はありますか?

小山 進:
母に「ケーキ屋にはなるな」と言われて育ちました。最初はどうしてそう言うのかわかりませんでしたが、大きくなるに連れて母が言っていることの意味がわかってきました。それは私に対する愛情。楽しいイベントの時にほど、一緒に家族と過ごす事が出来ない職業。将来私が家庭を持った時のことを考えてのことだったと思います。

父はおとなしいけれど職人気質的なところがあり、仕事に一生懸命な人でした。あまりにも優しく、人にものを頼むということがものすごく苦手だったので、どちらかというと、人を育てようとか、世の中を変えよう、というよりは、美味しいお菓子を作りたい、という思いの方が強かったと思います。

私が決定的にこの道に進もうと思ったきっかけは、高校生の頃にクリスマスケーキを作る手伝いをしていた時のこと。父の働いていたお店は和菓子も取り扱っていたのですが、父と私が一生懸命ケーキを作っているのを尻目に和菓子職人の方々は普通に帰っていきました。それはおかしい、と思い、高校生の私は和菓子職人の方々に「ちょっと手伝ってくれてもいいんちゃうか」と詰め寄ったんです。父にはその時すごく怒られましたが、その事がきっかけで私はチーム感を大切にする洋菓子店を創ろうと思いました。

また、父には父親(私にとっては祖父)がいなかったので、父親がどのあるべきか、という事がよく分からず、私には何も言えなかったようなんです。

だから私は、今の時代によく言われる“教えてくれない”ではなく、教えてもらって育ってないから“考える”ようになったのです。

そんな父の影響を受けつつ、この道を選んだ事で、パティシエになる事を反対した母親には絶対悲しい思いをさせたくないと思い頑張ってきました。

そういった意味では、父親だけでなく、両親から影響を受けていると思います。



5:ショコラは芸術もしくは文化の一端を担うものとお思いですか?

小山 進:はい。
味の文化や芸術を担うものだと思います。例えば抹茶。抹茶は光に当たってしまうと、酸化して色がくすんでしまいます。抹茶は今や世界にも広がり、外国のショコラティエの方も使われていますが、正しい知識を知らない方は多い。それは日本でも同じ事が言えるかと思います。日本だけでなく世界の方々にも、ショコラを通じて、日本の素材の正しい知識を広めていかなくてはならない。また、派手な飾り付けというわけでなく、日本の繊細なモノづくりの文化=芸術をショコラで感じて頂きたいと思っています。

古き先輩達が作り上げてきた味の文化・芸術を、継承しながら進化させていく事が私達の世代が担う役割だとも思っています。



6:ショコラまたはパティスリーを創造するとき 何からインスピレーションを受けますか?

小山 進: すべて日常からです。
食べたいなぁという食欲から受ける時もあるし、美しいなぁという美意識から受ける事もある。おもしろいなぁという人の話から受ける時もあります。

ただ、食という文化に関しては、料理から強いインスピレーションを感じる事が多くあります。

料理人の自由な発想を目の当たりにした時、悔しい、もっと柔らかくならないと、と思います。

また素材と、素材を作ってくれる生産者との出会いからもあります。気の遠くなるような細かい事、手間をかけて作ってくれている事を知った時は、大切に、素材本来の味を生かしたショコラ・お菓子を作らなければと思います。



7:あなたが考える、美味しいショコラとまずいショコラの定義を
教えていただけますか?


小山 進: 大切なのは、基本をしっかりと守る事。
その為には、基本を忠実に再現する環境(マシーン)などを揃える事が必要だと思います。

例えば、ステファン(真空で高速回転してガナッシュを創る機械)などを使わないと新鮮なショコラを作る事が出来ません。

バレンタインなどの時期だけにショコラを作ったらいい、という安易な考えでは、温度変化に弱いボンボンショコラの保管をしっかりと出来るとは思いません。言い換えれば、年間を通じて真剣にショコラに向き合い、環境をしっかりと整えて作っている人のショコラでなければ、美味しいはずはないと思います。
たまたまレシピがよかったとしたも、美味しいショコラを作ろうとする姿勢が美味しくない。

環境を整えて、本当に美味しいショコラを作りたいという、美しい姿勢で作られているショコラが、味だけでなく心まで感動させるのだと思います。



8:どんな香りが好きですか?

小山 進:
その時々の、イメージにしっくりとくる香りや、その場のシチュエーションを高めてくれる香りが好きです。

また、それぞれの季節の朝や夕方、雨上がりの香り。天候や気候の違いによる自然的な香りも。
その時々の思い出がよみがえったり、趣のある風景が香りから感じられるからです。



9:オリジナルで何がおすすめですか?

小山 進: ボンボンショコラ『ミエルサパン』

もみの木蜂蜜(ハチミツ)の風味がふっと現れ、すっと消えるキレのよいガナッシュをビターチョコレートでくるんだボンボンショコラです。濃く甘い蜂蜜のイメージを覆す一品で、私自身、よく出来たと思うショコラです。



10:この仕事をしていて良かったことは?

小山 進:
教師、グラフィックデザイナー、歯科技工士など、色々となりたい職業はありましたが、パティシエはそのなりたかった職業すべてを投入できる仕事だと感じるところです。



11:満足できるのは、どんなパティスリーまたはショコラができたとき?

小山 進:
自分が気に入ったものが出来た時。自分の思った以上のものが出来た時です。



12:お客様が満足するには何が大切ですか?
あなたの抱く「おもてなし」とはどんなイメージですか?


小山 進:
お客様の想像を超える事です。

まだまだ私のお店にも足らない事がたくさんあります。ホスピタリティに関しては、お客様のご要望、ご意見をしっかりと受け止め、日々改善に向けて取り組んでいます。

ただ、商品とか店舗空間の創造性に関しては、お客様のウォンツやニーズにお答えするのではなく、自分がいいと感じた事や、足らないと思った事を基にクリエイションをしています。

自分のスタンダードが、いい意味でお客様に驚きを与えたり、満足して頂けるようにならなければなりません。

だからこそ、それがエゴに思われないよう勉強し、自分がいいと思う事や悪いと思う事に対してブレがないようにする事が大切だと思っています。



13:あなたにとって 「美しい」とは何でしょうか?

小山 進:
そばに置いておきたいもの、です。

例えば子供の頃。クワガタには色々な種類があり、様々なカタチをしていますが、子供ながらにクワガタの大あご(一般的には「角」「牙」などと呼ばれる)の形が、なんとも言えず美しく思えて、クワガタ取りに夢中になりました。それは大人になった今でも変わる事はないと思います。

昆虫の艶や質感、葉っぱのカタチや色など、自然界から「美しさ」を学んだような気がします。



14:次に挑戦しようとしていることは?


小山 進:
新しいチョコレートショップの建設と、その跡地に駄菓子屋を作りたいと思っています。

駄菓子屋は私に夢を与えてくれました。10円玉を握りしめてどれを買うか、ドキドキ感がありました。全部身体にいい素材で、子供にあったポーション、子供サイズのショーケースに商品をたくさん並べて、自分で選んで買えるようなお店を作りたいと思っています。

今の若者たちと接していて、物は豊かになったけれど、どこか自分たちの時とは違うものを感じます。管理社会の中で、窮屈に生きるいて、自立心が欠落しているのではないかと。駄菓子屋を作って、未来を担う子供達の自立心を養わせるお手伝いが出来たらと考えています。



(This email's interview is current as of February. 2012)
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The Credit will read:
Posted with permission from Susumu KOYAMA
Related website LINK:PATISSIER es KOYAMA
小山進プロフィール:
1964年京都で洋菓子職人の父の元に生まれる。専門学校卒業後、神戸「スイス菓子ハイジ」に入社。その間、洋菓子コンクールなどで優勝を重ね、2003年兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」をオープンする。1500坪の敷地の中に5つのブランド店舗やお菓子教室、ギフトサロンを運営。四季折々の草花を楽しめるガーデンをはじめ、店舗計画からパッケージに至るまで五感すべてで楽しめる空間づくりを行っている。2011年秋には本場フランス・パリで行われた世界最大のショコラの祭典「サロン・デュ・ショコラ」に出展。初出展ながらも、日本人初の外国人部門最優秀ショコラチエ賞を獲得する。


Questioner: Yukiko Yamaguchi
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青山陽一 2012. March.10th

1:昨年の秋に発売された5年ぶりの新作「Blues For Tomato」のお話から始めてもよろしいでしょうか?力強いサウンドでパワフルな仕上がりに感じられますが、このエネルギーはどこから湧いてくるのでしょうか?

青山陽一:
自分自身はとりわけパワフルなタイプでもないと思いますが、やはり気心の知れた仲間達と音を出すことによって、曲の持つ力は何倍にも増幅されたような気がします。ひとつひとつの音に相互関係があるというのが大事なことです。



2:ブルースは昔から好きなんですか?

青山陽一:
15歳のときに聴いたエリック・クラプトンをきっかけに、ブルースが今のポピュラー音楽を形成する上で重要な要素のひとつになっていることを知って以来、自分にはなくてはならないものになりました。それまでは「ブルース」っていうのは「港町ブルース」とか「伊勢佐木町ブルース」のことだと思ってましたし、ブルースの女王とは淡谷のり子さんのことだと思ってました…。高校生のときに三井徹さんのお書きになった『黒人ブルースの現代』という本の読書感想文を書いて学校で賞をもらったことがあります(笑)



3:「Blues For Tomato」のトマトの意味はなんですか?

青山陽一:
特に自分で意味付けはしてませんが、ブルースには果物とか野菜がセクシャルなメタファーになってるものがけっこう多いです。そういう考え方が関係しているかもしれません。



4:「Blues For Tomato」のレコード制作は昨年の震災にかかっていたのでしょうか?あの震災は音楽において影響は何かありましたか?

青山陽一:
録音したのは震災のあとですが、曲は震災前からあったものが半数以上です。しかし震災後にそれらの曲を聴いてみると、聴こえ方が変わってくるような気がしたものも多いです。震災後に作ったのは「お花見ブルー」「Cloudy Hazy」で、直接的なものではないけど、やっぱり自分の中ではちょっとした思いはあります。



5:最初に音楽にふれたきっかけというのは?どんなことだったのでしょうか?

青山陽一:はい。
自分の子供の頃、60年代後半から70年代前半にかけて、テレビから流れていた子供向けのドラマやアニメの主題歌、あとは歌謡曲じゃないかと思います。それとポータブルのレコードプレイヤーでレコードをかける、という行為が小さいころから好きで、親がよく主題歌と一話分のドラマが入っているソノシートを買ってくれたのでいつも聴いていました。さらに5~6歳年上の近所のお兄さんが持っていた大量のアニメ主題歌のソノシートももらって聴きまくったり。スーパージェッターとか宇宙少年ソランとか。なのでリアルタイムよりも少し古いものを遡って聴く習慣が子供の頃からあったかも(笑)



6:あなたにインスピレーションを与えている周りの物や人、場所は
何ですか?


青山陽一:
考えたことないですが、ありとあらゆる事柄がインスピレーションの元だと思います。



7:どんな感情が原動力になっていますか?

青山陽一:
音楽と演奏が好きなことです。音楽を通して何かを伝えようと思ったことはこれまで殆どなくて、音楽そのものが好きなんです。



8:作曲は沢山のノートから作られるのでしょうか?直感というより試行錯誤でしょうか?

青山陽一:
何かあらかじめネタ帳にメモっておくようなことは一切ないです。ギターを持って、レコーダーに向かって思うがままに歌ったらだいたい1曲できてます。それを元に試行錯誤をしますが。



9:映画を見て感情移入してすぐ泣いたりしますか?それともすぐ分析とかしてしまう方ですか?

青山陽一:
ウルウル来たりはしょっちゅうですが、そんなにすぐ泣くタイプではないかも。男はすぐ泣くもんじゃない、という教育を受けてきたせいでしょうか。それにすぐ分析できるほど頭良くないです。



10:栗や芋のスィーツがお好きだそうですが具体的にどういう物が、好きですか?

青山陽一:
特にどこそこのこれ、とか言えるほど詳しくないんですけど、モンブランとか栗のロールケーキとか栗きんとんとかスイートポテトとか焼き芋とか。要は美味しければなんでも好きです。



11:カフェや喫茶店などで作業されますか?

青山陽一:
まずありえないです。カフェや喫茶店では、お店の雰囲気を楽しんだり、そこで出てくる飲み物や食べ物に全神経が否応なく集中するし、あと自分以外の人がいる場所ではあまり仕事をする気分になれないタイプです。



12:また有線放送だったりレコードコレクションからだったりお店によってイロイロなBGMがありますが、そのような理由からお店を選んだりはしますか?

青山陽一:
それでお店を選んだりはしないけど、自分の好みの曲がかかったりすると嬉しくなりますよね。



13:the BM's いい感じですね。今後もあなたが一緒にレコーディングしたり、共作してみたいアーティストはいますか?

青山陽一:
T-ボーン・バーネット、ダニエル・ラノワ、チャド・ブレイク、ジョー・ヘンリーなんかは一緒にレコードを作るとどんな感じなのかはずっと気になってます。既にこの世にいませんが、トム・ダウドやアリフ・マーディン、ウィリー・ミッチェルみたいな名人の仕事ぶりも見てみたかった。あと、井上陽水さんに歌詞をお願いしてみたいです。予算ないですけど(笑)



14:好きな鳥の名前は?

青山陽一:
鳥?? 考えてみたこともないんですけど…、鴨南蛮とか好物です(笑)



15:ご自身にとって「静寂」とは何か?

青山陽一:
常に自分の頭の中にあって、周りの音量とは関係ないみたいです。



16:音楽的に日本という国民性を反映する事は仕事として重要だと思われますか?

青山陽一:
国民性なんてことを考えながら仕事をしたことはないし、重要なことだとも思わないけど、日本語で歌っている以上は日本人である自分をどうしても意識はせざるを得ません。


17:流行は意識されますか?

青山陽一:
一言ではいえないけど、否応なく世の中の流れに乗っかってる部分と、逆らいたい部分と、どうでも良い部分があると思います。そういう意味で言えばはからずとも常に意識はしてるのかもしれません。



18:ご自身にとって「美しさ」とは何か?

青山陽一:
やっぱり一言ではいえません。でも美しいと思ったものには憧れるし圧倒されますね。



19:今後あなたの音楽は今作「Blues For Tomato」をもとにまた発展していくのでしょうか?それとも別の方向を考えてらっしゃるのでしょうか?

青山陽一:
発展、方向性、もろもろ大して考えずに長年音楽をやってきました。今後も心に浮かんだ音楽を思った通りに形にできるように頑張るのみです。でもアコースティック・ギターを中心にした弾き語りに近いアルバムを出してみたいという野望はこの数年あります。また大編成のビッグバンドで録音してみたいという野望もありますが、実現に近いのは当然前者でしょうね(汗)



20:ファンにメッセージを御願いします!

青山陽一:
とにかくライヴに来てください。生演奏を楽しんでいただきたいです。私も日々精進します。



(This email's interview is current as of February. 2012)
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The Credit will read:
Posted with permission from Yoichi AOYAMA
Related website LINK:
YOICHI AOYAMA WEB
Yoichi Aoyama the BM's


青山陽一プロフィール:
1963年8月26日、長野市生まれ。
1985年からGrandfathersのメンバーとして活動し、解散後の92年よりシンガー/ソングライター/ギタリストとしてソロ活動を開始。近年はバンド、アコースティック・ソロ、多くのミュージシャンとのセッションなど、さまざまなフォーマットでのライヴ活動と、復活したGrandfathersでも活動中。2009年の5曲入りCDに続き、2011年秋は通算11枚目のフル・アルバム『Blues For Tomato』がリリースされた。

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ブルースやソウル、ファンクをベースにしつつも、オルタナ~ポスト・ロック以降の世代や、邦楽リスナーもすんなりと受け入れられるロック/ポップ・ソングを作り上げるその才能、センスはまさしく唯一無二! シンガー/ソングライター/ギタリスト、青山陽一、じつに5 年ぶりの待望のニュー・アルバム! 楽曲、アレンジ、歌、演奏、すべてがすばらしい傑作!¥2,625- [tax incl.]/P-Vine PCD-25138

LIVE INFORMATION
・3/17(土) 池袋バレルハウス 青山陽一&鬼怒無月DUO
・4/7(土) 横浜・黄金町試聴室その2 青山陽一SOLO
(w/detune.、見汐麻衣)
・4/13(金) 荻窪ルースター ブルース・セッション
・4/30(月祝) 下北沢lete 青山陽一SOLOワンマン

青山陽一マンツーマン・ギターレッスンについて:
都内リハーサル・スタジオでの個人レッスンです。レッスン料金 5,000円(1時間・スタジオ代込み)
始めて見たけどなんとなく壁にぶつかっている、という方、せっかく良いギターを買ったのにタンスの奥に眠ってる、なんていう方、あきらめてしまわずにずっと演奏を楽しんでいけるよう、あれこれとお役に立てればと思っています。>>>詳しくは YOICHI AOYAMA WEB まで

Questioner: Yukiko Yamaguchi
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2012-02-05

東京ローカル・ホンク 2012. February.10th

1:昨年秋発売された「さよならカーゴカルト」。これは4年ぶりの新しいアルバムですがこれをつくろうとしたきっかけはなんだったのでしょうか?

木下弦二(Vo、G):
とくにきっかけというのはありません。いつも出来るだけ頻繁に出すように心がけていますが、それでも4年に1枚というペースになってしまっています(笑)。


田中邦雄(Dr、Cho):
アルバムは、曲と時間と銭さえあれば、いつでも作りたいものですよ(笑)。


2:「カーゴカルト」という言葉をタイトルに使ったのはどういう経緯からでしょうか?心境などお聞かせ願います。

田中邦雄:
去年の3・11に起因する原発事故以降、日本の暗部がわんさか露呈しはじめたでしょ?今、僕らの回りで現在進行形で起きていることは前代未聞の出来事なのに、いまだにテレビや新聞の言ってることはすべて正しいと思っている人達がいる。コレ冗談みたいなホントの話し。“盲信すな!辛くても真実を知れ!”ですわな。それらを含めたありとあらゆるダメダメなこと達に対する警鐘の意味を込めての『さよならカーゴカルト』なのではないですかね?

簡潔な説明はアルバム・タイトルの名付け親でもあるホンク代表取締役の木下に譲りましょう。


木下弦二:
「カーゴカルト」という言葉を最初に知ったのは諸星大二郎の「マッドメン」という作品でした。しかし、今回のアルバムのタイトルにした意図は「マッドメン」とはあまり関係ありません。

3・11以降、世の中の虚飾が一気に剥がれ落ちた気がしました。幼稚な希望というかお門違いの楽観論から抜け出して「いまここからもう一度やり直したい」という意味を込めました。


3:サウンド面で今回アルバムを作るにあたって、意識したこと、心がけたことは何でしょう?

木下弦二:聴くに堪えるものであること、です(笑)。

井上文貴:よりいい音を、雰囲気のあるテイクを選択していく。

田中邦雄:
ドラマーのワタクシとしては、より一層シンプルに叩くということですかね。録られた音に関しては信頼できるレコーディング・エンジニアとミックスした木下や久保田麻琴さんによるところが大きいですね。


新井健太(B、Cho):
ベースとしては、クニ君のドラムと共にすごくシンプルに、ゲンジくんや井上君が気持ちよく風景を描けるようにプレイしています。

それとは別に今回は2曲でコントラバスを弾いてますが、こちらはどちらかというと、色を出したいというか何かを描きたいという欲求でプレイしました。アルコ奏法(弓での奏法)はそういう、謳わせる表現をするのに適していると思います。しかし私にとってコントラバスでのレコーディングはあまりにも経験が少なくて、難しかった。何かを描くどころかみんなに苦労かけてしまったかもしれません。それでも最終的な仕上がりは結構気にいっていて、やはりやって良かったと思っています。


4:作曲はギターのみですか?最も影響を受けたギタリストは誰ですか?

木下弦二:
頭の中で生まれたイメージを具体化するときはギターを使います。ジェリー・ガルシアには影響されたと思います。


田中邦雄:
私の最も影響を受けたギタリストはキース・リチャーズ大先生ですかね!最初のギター・ヒーローはジェフ・ベック!!マイネーム入りのサインも持ってるぜ!あっ、訊いてない?曲書いてないしねぇ(笑)。


井上文貴:ギターのみ ライ・クーダー

5:「うずまき」から「東京ローカル・ホンク」に改名されて11年。歌に対する向き合い方も変わられましたか?

木下弦二:
歌を作る、という部分では変わりません。歌う、ということについては「細部の表現に対する美意識」よりも、「何が伝わるか」ということに重心を置くようになったと思います。


井上文貴:そりゃかわる。日々かわる。

田中邦雄:より真摯に真剣に。よりいい加減に。

6:今回のアルバムでサウンド的なテーマは意識されたのでしょうか?「さよならカーゴカルト」の中でアルバムのキーになるような曲は?

田中邦雄:
キーになる曲と問われれば、全曲を通して1曲の流れになっていると思っているのですべて。


井上文貴:
テーマではないが曲によっては作り込まないで録るということ。「はじまりのうた」


新井健太:
キーとなる曲は俺が思うに「泥男」と「はじまりのうた」。


木下弦二:
シンプルさと隙間ですね。あと裏テーマとしてのブラジルかな。キーになる曲としては「昼休み」と「はじまりのうた」ですね。


7:歌詞を書くことを意識して普段から心がけていることはありますか?

木下弦二:
自分が何を感じているのか、について常に敏感でありたいと思っています。これは歌詞を書くうえでというよりも人間としてそうありたいと思っています。


田中邦雄:
歌詞を書くにもランニングするにも膝が痛いとうまくないので、最近ではサメ軟骨(錠剤)を摂ることを心掛けています(笑)!


8:好きな作家は?

木下弦二:内田百間、武田百合子、深沢七郎、向田邦子、古山高麗雄などです。

田中邦雄:色川武大

新井健太:池波正太郎、奥田英朗、村上春樹、手塚治虫。

9:その作家の言葉使いなどご自身にどんな影響を与えていると思われますか?

木下弦二:わかりません、多分あると思います。

田中邦雄:影響というより、自分と似ているところを見つけちゃホッとしたり?

新井健太:
池波正太郎の「剣客商売」に出てくる、秋山小兵衞の若妻“おはる”の「〜だよう」っていうのが柔らかくて可愛いけど芯がつよいカンジがして良いです。


10:3月23日吉祥寺STAR PINE'S CAFEまで「さよならカーゴカルトTOUR2011-2012」ということですが、改めてライブに行く人、初めてここから聴く人に対して今回のライブのききどころはどういうところですか?

田中邦雄:いつまでも枯れない“熱き青春の血潮”を聴け!(笑)

木下弦二:
今回、5人の素晴らしいミュージシャンをゲストに迎えます。しかも「ゲスト+ホンク」ではなく「9人組のホンク」として、とても有機的で中身の濃いステージになると思います。ゲストたっぷりの豪華版、というイメージのもっと先にあるものを提示できると思います。


11:ライブとレコーディング どちらが好きですか?

井上文貴:ライブ

木下弦二:どちらも好きです。音楽が好きですから(笑)。

田中邦雄:どっちも好きでどっちも嫌い。

新井健太:ライブもレコーディングも両方好き。違う緊張がある。

12:宇宙人に突然会う事になったら何がしたいですか?

井上文貴:地球に関するむかしの写真や映像があれば、見せて欲しい。

木下弦二:UFOに乗せてもらいたい、今まで疑問に思っていたいろんなことを質問したいです。

田中邦雄:
思考形態が同じようなもので、なおかつ人間よりも優れた叡知を持つ宇宙人であるのなら、“宇宙の真理”や“生きていることの意味”などを問うてみたい。あと“コマネチッ!”とかやらせてみたい(笑)。


新井健太:ウルトラマンのコスチュームでビビらせる。

13:ご自身にとって「音楽の喜び、魅力」って何でしょうか?

田中邦雄:心の栄養(実は身体にもだけど)

新井健太:
演る場合でも聴く場合でも音はどんどん更新されていくけど、自分にフィットするものにおいては自分の中に留まって何かを喚起させてくれる。


木下弦二:
歌詞を歌っていたとしても、最高の瞬間は言葉も介さずに感動を分かち合えること。そして 最高の瞬間は自分という意識も無いような気がします。それは解放だと思います。


14:ご自身にとって「静寂」とは何か?

田中邦雄:静寂

新井健太:自分との対話

井上文貴:何かのまえぶれ

木下弦二:古池に蛙が飛び込むのが聞こえるくらいの静けさ。真の静寂はまだ知りません。

15:年齢を重ねたことで歌が変わったり、世界観が変わったりなどありますか?

木下弦二:
始まりは自分のためであり、自分がどう生きるかがメインテーマでした。年齢を重ねてきて世の中に貢献したい、と考える時間が増えました。それも踏まえて今、やはり自分がどう生きるかを考えるようになりました。それで歌がどう変わったかは定かではありませんが、自分に何が出来るかを証明するために歌う、という感覚がなくなってきたと思います。そして2月に仙台で行われる「おとのわ」プロジェクト#のようなイベントへの参加に、非常に意義を感じるようになりました。

#「おとのわ」プロジェクト
被災した(主に)子ども達を支援する為、仙台を拠点に活動するプロジェクト。東京ローカル・ホンクは2月19日に仙台Rensaで行われる「おとのわ」プロジェクト主催イベント"おとのわ 〜つながる音、つながる想い〜"に友部正人、曽我部恵一ほかと共に出演します。


16:今後はどんなサウンドを作ろうと思っていますか?

田中邦雄:フォースのお導きのままに…。

木下弦二:
あまり考えていません。が、上手くいけば今年前半にインストアルバムを出せたらと思っています。


17:ファンに一言御願いします。

井上文貴:ホンク!出発します!ライブ会場で会いましょう!

田中邦雄:
アルバム『さよならカーゴカルト』を貴方のお友達10人に紹介していただき、それぞれ御購入していただきますよねぇ?その10人のお友達が更にまたそのお友達10人に…


新井健太:
ホンクの曲を聴いてくれているみなさんありがとうございます。地球規模でピンチを迎えている今、最終的には何かを聞いたり見たりして受けた直感や喚起されたものに耳をかたむけ、正直になることが一番大切なのではないかと思っています。今回の僕らのアルバム『さよならカーゴカルト』はいろんな事を喚起させるチカラをもっていると信じています。これからもヨロシクお願いいたします。


木下弦二:
ホンクについてみんな「多くのことは期待できないが、ホンクはここだけは裏切らない」と感じてもらえていると思います。そこだけは裏切りません(笑)。これからもよろしくお願いします。


(This email's interview is current as of February. 2012)
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The Credit will read:
Posted with permission from Tokyo Local Honk
Related website LINK:Tokyo Local Honk

東京ローカル・ホンクとは?:
田中邦雄( Dr 、Cho )、木下弦二( Vo 、G )、新井健太( B 、Cho )、井上文貴( G、Cho )
1994 年、ロックバンド" うずまき" として誕生、2001 年に" 東京ローカル・ホンク" に改名した。久保田麻琴プロデュースによる1st. アルバム『東京ローカル・ホンク』、セルフプロデュースとなった2nd.『生きものについて』、アンプラグド及び音の小さいエレキ編成での演奏を集めたLIVE アルバム『クワイエット・ロックンロールの世界』など、マイペースながら意味のこもった作品だけを発表し、その音楽性/演奏力は忌野清志郎や佐野元春、サンコンJr.(ウルフルズ)他から高い評価を得ている。他アーティストとの交流も積極的で、友部正人との共演はアルバム『クレーン』(2010) を生み、その後のツアーでも語り草になる名シーンを多数残した。2011 年は鈴木茂との2度に渡る共演や、シングルの連続配信リリース等で話題を撒き、さらなる充実の時を迎えている。そして11 月16 日、4年ぶり待望のオリジナルアルバム『さよならカーゴカルト』をリリース!あわせてツアーを敢行、ますます冴えわたる音楽性に期待は高まるばかり!


NEW ALBUM_Now on sale!:
さよならカーゴカルト
4年ぶり待望のオリジナルアルバムは先行シングル3曲の別ヴァージョンを含む全11曲入り!¥2,500(tax in) / MINE'S RECORDS MR-011 Produced by Tokyo Local Honk Mixed & Mastered by Makoto Kubota


LIVE INFORMATION
•2月18日(土) 盛岡 紅茶の店しゅん TEL:019-623-3036
•2月19日(日) 仙台 Rensa TEL:022-713-0366
•2月20日(月) 郡山 THE LAST WALTS TEL:024-924-1654
•3月23日(金) 吉祥寺 STAR PINE'S CAFE TEL:0422-23-2251

Questioner: Yukiko Yamaguchi
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2012-01-05

ケイト+シゲ(ダーダーダー)2012. January.10th

1:まず最初に「Sing with me」のお話をいいでしょうか?この曲は2011UNIQLO BRATOP TV-CM Songで、昨年8月には配信もスタートされましたね。とても聴きやすい曲ですが この曲のアイディアはいつ、どのような経緯で生まれたものですか?

Shige :
もともとユニクロ「ブラトップ」のTV-CMソングを制作するお話を頂いて、CMのイメージに合うものを、という流れで生まれた楽曲です。


2:いつも基本のテーマやイメージを決めますか?もし決めるとしたらどちらが設定されるのですか?

Shige :
テーマをかっちりと決めることはないですが、2人で何となく「こうしてみよう」というイメージはゆるく持ちます。


3:ボーカルで作詞はKateさん、作曲、トラックメイクはShigeさんがそれぞれ担当とのことですが、その距離感などは意識して埋めていったりするのでしょうか?それとも意識しないまま偶然を待ったり、などありますか?

Kate :
作詞と作曲&トラックメイクは分かれていますが、意識して埋めていくことはせず、基本全てが偶然です。


4:そもそもお二人はDadaDの前 どのように音楽に関わってきたのでしょうか?

Kate :
私は幼少期からずっと歌が好きで歌っていて、日常的に、自然に歌っていました。


Shige :
高校の時にベースを始めたのがきっかけで、それからずっと関わっています。


5:最初に会った時の印象はいかがだったんですか?

Shige :
初めてKateに会ったのはライブハウスだったんですが、他のバンドを観に来ていたKateが俺のやってたバンドをたまたま観て。それでKateから話しかけてきました。上から目線で(笑)。第一印象は、同年代とは思えないくらい年下に見えました。でも歌ってみたらすごく上手かった(笑)。


Kate :
Shigeの第一印象は、声が高い(笑)。Shigeがやっていた「kobose」ってバンドを観て、Shigeはベースボーカルだったんだけど、そのライブがすごくかっこ良かった。


6:最近のフェバリットCDを教えてください。またどのように影響されているのかも一言教えてください。

Kate :
Feistの「Metals」。Feistは2人とも大好きですが、今作もいい感じに力が抜けていて気持ち良いです。


Shige :
FOSTER THE PEOPLE「Torches」。グッドメロディーが好き。


7:作詞はどのようにいつもしていますか?

Kate :
移動中が多いかな。作詞に集中する、というより何かしながらリラックスして、というのが多いです。


8:歌詞を書く時にスタジオで音にあわせて響きとか語感を探って行くことはありますか?

Kate :
そういったことはないかな。Shigeのトラックを聴きながら、一番メロディがたって面白い響きの歌詞を作ります。


9:Kateさんは 英語・中国語・日本語を話せるとのことで、これはとても凄いことですが、普段考え事する時、または夢の中では何語なんですか?

Kate :考え事をする時も夢の中でも、明確に「何語」と分かれていなくて、基本いつでも3ヶ国語全てミックスです。

10:日本にずっといらっしゃるのですか?

Kate : 幼少期にイギリスに住んでいたこともあり、その後は日本です。大学時代はサンフランシスコに留学してました。

11:Shigeさんはいかがですか?ずっと日本ですか?

Shige :
俺も高校を卒業したあと、サンフランシスコに住んでたことがあります。


12:作曲はどのようにいつもしていますか?

Shige :
アコギ弾き語りでメロディから作ります。メロディ先行です。


13:また行き詰まった時はどんな風に気分転換していきますか?

Kate :
友達とプラプラ遊びに行ったり、外に出ます。


Shige :寝ます!

14:お二人にとって「リラックス」とは?

Kate :
体にムダな力を入れないこと。お風呂・ヨガなど。


Shige :
部屋で何も考えずにボーっとすること。最高です。


15:お二人が好きな場所をそれぞれ教えてください。(世界中で一箇所)

Kate :
家族との食卓。世界でたった一つの「ホーム」だから。


Shige :
自分の部屋。スーパー出不精なんです(笑)。


16:お二人にとって「美しい」とは何でしょうか?

Shige :
「全体的にみていい感じ」。それがそのまま、美しいから。


Kate :
ありのままであること。何であってもそれが一番自由で輝くから。


17:このバンドで曲を作って活動をしていく原動力はなんでしょうか?

Kate&Shige :
いい音楽を創りたいという思い。これに尽きます。


18:DadaDは芸術活動の「ダダイスム」からインスパイアされたとのことですが音楽以外にどんなことをするのが好きですか?

Kate :
美術館に行ったり、友達と遊びに行くこと。


Shige :
ゴロゴロしたり、コンビニに行くこと。コンビニも好きです。


19:どうして「ダダイスム」を選んだのですか?

Kate :
もともと「ダダイスム」が好きなんですが、一番の理由はどの国の人でも、赤ちゃんからおじいちゃんまで誰でも言える言葉にしたかったので。響き重視です。


20:ライブとレコーディングはどちらが好きですか?

Kate&Shige :
どちらも同じくらい好きです。ライブもレコーディングも、それぞれに楽しさがあるので。差は無いです。


21:音楽の喜び、魅力って何でしょうか?

Kate :
疲れいている時、悲しい時に聴くと元気になったり、嫌なことを忘れられたりするところ。


22:9月にはアルバム「Touch Touch Touch」が発売され、乗りに乗っているDadaDですが、今度どういった活動を?プランを少しだけ教えてください。

Shige :
今回のアルバムを「良いね」と色んな人に言われてびっくりしてます。ぼちぼちと新曲も作ろうと思ってます。


Kate :
今までは、基本都内でしかライブしていなかったんですが、今回のリリースに伴って、都内以外でもできるようになってきたのがすごく嬉しくて。今後はもっともっと全国の色んなところでライブしたいです。


(This email's interview is current as of November. 2011)
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The Credit will read:
Posted with permission from Kate&Shige, DadaD
Related website LINK:DadaD Official Site

DadaDとは?:
ヒップでミニマルなビートに乗せて気だるくSexy に愛を歌うPOP デュオ、DadaD( ダーダーダー)。作曲、トラックメイク担当のShige と、ボーカルで作詞を担当するKate が2006 年より踊れるPOP サウンドを目指し結成。メンバーチェンジを繰り返しデュオに落ち着く。都内を中心に活動。アーティスト名は、「どの人種( 言語) でも、老若男女問わず発音できるユニバーサルな響き」を意識し、また芸術活動の「ダダイスム」からインスパイアされた造語。自身が台湾と日本のハーフでルーツにはヨーロッパの血が混ざっており、英・中・日の3 カ国語を操るKate の歌の世界観、Shige の作り出す不思議なグルーヴ感は、邦楽・洋楽の壁だけではなく国、言語、人種の壁さえも超越する。そんなパワーに満ちた新しい時代のカリスマ。一度体験したら中毒に…

NEW ALBUM_Now on sale!:
Touch Touch Touch
先行シングル「Go Around」、またCMでも話題の「Sing with me」(2011 UNIQLO BRATOP TV-CM SONG)を含む全10曲。¥2,300(tax in) / 10 tracks included/VICB-60078

LIVE INFORMATION
・1/27(金):三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
・2/1(水):青山・月見ル君想フ

Questioner: Yukiko Yamaguchi
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ドミニク・コスタ(カフェ・ド・ラペ、インターコンチネンタルパリルグラン)2012. January.10th

1:テレビで春のパリは美しいという放送がありました。そしてパリの桜の写真を雑誌でしばしば見かけます。スイートファンは桜の花のデザインが美しい扇ですね。このスイーツが生まれたのはどのようなきっかけですか?

ドミニク・コスタ :
フランキー・シエ氏とパリの美しさを凝縮したデザートを作ろうとしたのがきっかけでした。パリジャンの日の出とともにアジア的な桜の花を優雅にコンバインしたかったのです。


2:フランキー・シエ氏とのコラボレーションですがいかがですか?

ドミニク・コスタ :
フランキー・シエ氏は祖国への愛郷心を表現するために扇の形とともに一組のデザートを作りました。このデザートに手の込んだステップのすべてがフォローされています。彼は自分がしたいことを実に上手く現実化します。


3:本作のアイディアは?

ドミニク・コスタ :
フランキー・シエ氏との入念な共同研究の賜物です。3つ程 試作品を考えました。その中から扇に決めました。


4:パティスリーを作る時、イメージを浮かべるのにどのくらい時間をかけますか?

ドミニク・コスタ :
イメージ作りにたいていは1週間はかけます。フレーバーを選んだり、様々な試作を含めて見た目を決めていくのです。


5:中国茶は好きですか?どうして龍井茶と桂花茶(グイファチャア)を選んだのですか?

ドミニク・コスタ :
特に冬の間、中国茶をよく飲んでいるのですが、このデザイナース・スイーツに中国茶を取り入れるということはその愛情の証でもあります。フランキー・シエ氏は中国人としての民族性や信条を施したのです。そしてそれが桂花茶と中国茶のブレンドという彼のアイディアだったんです。それが私が桂花茶を知るきっかけとなりました。


6:一番苦労したことは?

ドミニク・コスタ :
一番苦労した事は扇の形、ロゴ、それから桜の枝でした。これだという型を作るのに時間がかかりました。どのスイーツでもそうですが常に精進してお客様に喜んでいただきたいのです。


7:あなたについて教えてください。ご自身の中にアジアの文化の影響は感じますか?

ドミニク・コスタ :
もちろん、感じます。全ての文化に関して、学ぶことは面白いと思っています。異国との違いを尊重することはすごく大切なことだからです。フランキー・シエ氏とのコラボレーションは本当に嬉しく思っています。中国の文化を勉強するということは大変興味深いことでした。例えばフランスでは普通お茶に砂糖を入れますが中国人はお茶をそのまま飲むからです。私は全てのお茶のフレーバーを勉強する為に中国式で飲んでいます。


8:日本の伝統芸能に関心がありますか?

ドミニク・コスタ :
色々な伝統芸術を体験してみたいです。とても好奇心があります。アジアで働いている友達と日本や中国で発見したことを話す為に1年に1回会っています。


9:あなたにとって「美しい」とはなに?

ドミニク・コスタ :美しいとは自然なこと、無理の無いこと、おもいやり。

10:子供の頃、好きだったデザートは?

ドミニク・コスタ :
日曜日の午後がくるたびに母親が作ってくれるアップルパイが好きでした。


11:大好きなお菓子は?

ドミニク・コスタ :
プラリネ入りや苺味のチョコレートが大好きです。


12:フランスであなたの好きな景色はどこですか?

ドミニク・コスタ :
パリの美しさが大好きですが リフレッシュする為に海や山で楽しめるコートダジュールによく行きます。自然保護区のあるバスク地方やサボワ地方の気温の高い山も好きです。


13:好きな鳥の名前は?

ドミニク・コスタ :
天然保護区で見かける鷲、またはいつも傍らにいてくれる美しい羽を持つ愛嬌のあるパラキート(小型インコ)が好きです。


14:仕事の哲学は?

ドミニク・コスタ :
あくなき向上心と発展のためチームの開発を考えています。


15:好きな香りは何ですか?

ドミニク・コスタ :
私の好きな香りは キウイ、パッシュンフルーツ、柚子、ピスタチオ、プラリネ、ヴァニラ、そして抹茶。


16:日本のファンへのメッセージをお願いします

ドミニク・コスタ :
本当に日本文化が大好きです。以前日本人のお供をした機会がありました。彼らの真心や信仰心にはいつも深い感銘を受けます。2012年の今年は来日したいと思っています。心を引きつけられる日本を体感したいと思っております。


(This email's interview is current as of November. 2011)
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The Credit will read:
Posted with permission from Dominique Costa
Related website LINK:
インターコンチネンタル パリ ルグラン
LE CAFE DE LA PAIXーRESTAURANT GASTRONOMIQUE PARIS

Mr.Christophe RAOUX's Interview [English]
クリストフ・ラウー氏・インタビュー [日本語]

コラボレーション・スイーツ情報:
インターコンテネンタルパリ ル・グランホテル内のレストラン「カフェ・ド・ラ・ペ」。シェフで総料理長のクリストフ・ラウー氏、チーフ・パテシェのドミニク・コスタ氏と中国人ファッションデザイナー、フランキー・シエ氏(JEFEN)とのコラボレーションスイーツが「スィートファン」という名前で提供される。期間限定で1月16日から5月15日まで。1個 16ユーロ。

Translation and Questioner: Yukiko Yamaguchi
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